良い製品をなるべく短納期で。

有限会社疋田塗装工業所はお客様満足を追求、人材育成に邁進しています。
近年の被塗物の大型化に対応するべく
大型温風乾燥炉を2台揃え、現在の工場の基盤を整えています。
塗装仕様のご相談から、施工・納入まで
全ての工程において幅広い技術力を結集し、誠意をもって対応いたします。

01

大型被塗物への
焼付塗装

弊社では、最大で幅2400×奥行4200×高さ2800の被塗物を塗装できます。写真の被塗物は大分の造船メーカー工場向けの港湾で使われるクレーンの制御盤で、サイズは幅2000×奥行4000×高さ1980あります。このサイズで粉体塗装を施工して、180度で焼付けします。
ここまでの大型の被塗物を塗装できるのは岡山県内でも限られています。もちろん、大型の被塗物だけでなく小型の製作配電盤やSUSの製作ボックスや、日東工業などの既製品のボックスや各種手元ボックスの色替え・機械の架台や化粧カバー・階段や手すり・安全柵などの塗装にも対応しています。

02

大型被塗物の
素地調整もおまかせ

弊社では、パテ付けに注力しており、入社するとサンディングと脱脂から始めて、慣れてくるとパテの練習を始めます。
写真の被塗物は同じ大分の造船メーカー工場向けですが、さらに大きく幅2200×奥行4200×高さ2100あります。この制御盤は目に見えるところに据え付けるので、見える2面は全面パテしています。さすがにこの大きさをパテするのは経験が必要で、つなぎ目を1本でつなぐのは難しいです。パテは泡を吹いたりしたりトラブルもありますが、季節によってパテの種類を変えるなどして対応しています。パテを平滑に研ぐのも慣れが必要で、最初は手触りで判断してますが、慣れると目でわかるようになっていきます。

03

高品質を
短納期で実現

弊社では、大型被塗物を塗装する際には専用の治具を製作しており、フォークリフトで乾燥炉に搬入できるようにしています。これにより人力で搬入する際の落下など危険を防ぐことができます。
一般の配電盤や製作ボックス、機械の架台などを塗装する際には被塗物を効率的に塗るためにレールを利用してかけて、押して安全に乾燥炉に搬入できるようにしています。
ほかにも仕様で問題なければ粉体塗装で下塗りをして、上塗りにメラミン樹脂焼付け塗装を行うことで高品質と短納期を両立しています。上塗りに静電塗装を用いているので、定期的に治具を清掃をして電気を通りやすくし、さらに治具にたまった塗料が焼き付け時に高温にさらされて溶けて落ちてくることを防いでいます。